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フィルタリングで携帯E-mailを使い倒す!

最近の携帯電話は、E-mailの送受信ができるものが増えてきました。 中でも、 J-Phone/TuKaのE-mail/ロングE-mailとDoCoMoのi-modeは自動着信 するため、わざわざサーバに確認しなくても、専用線の感覚でE-mailの受信できます。 そういえば、H"も自動着信対応機が発売されるようです。(2000/6)

しかし、通常のE-mailを全て携帯に転送していると、携帯側もパンクするでしょうし、 i-modeなんかは受信も課金対象ですから、必要なメールのみ転送したい所でしょう。 また、メーリングリストを転送してオーバフローしたら目も当てられません。 契約しているISPがフィルタリング転送をサポートしていれば問題ないのですが、大抵のISPは、 単純転送で、しかも、一箇所のみというところが大半だと思います。 そこで、登場するのが、EmCm Serviceです。 ここは、 無料でこれらのフィルタリング転送をやってくれます。 特定文字列の一致/不一致によるフィルタリングだけでなく、時間や曜日ごとに転送の振り分け までやってくれます。更に、携帯の文字数制限に対応するため、長文メールの分割転送まで サポートしています。これは便利です。

私の場合は、まずpop serverを二つ用意しています。 一つは、外出先からも読みたいメール用で、もう一つは量が多いか、帰宅してから読めればよい メール用です。こうする事で、pop1の方はサーバに残す設定で、各種PDAから読めます。 WindowsCEでは、nPOP等のリモートメール機能を持ったメーラもあるので、popを分ける必要が ないのですが、ちゃちなPDAだとそうゆう事ができないので分けてあります。 一括ダウンロードもできるので、こちらの方が便利な場合も多いです。

個人宛てのメールは、pop1に転送すると同時にEmCm Serviceを使って、フィルタリングして J-Phoneに飛ばします。 J-Phoneの場合 、384バイトまでのE-mailは、月定額で 受信は無料 なので、個人宛てのものは基本的に全て転送します。ただ、全文分割転送だと量が多すぎます ので、分割は3通までに制限しています。この制限もEmCm Serviceで可能です。 なお、 ロングE-mailは、受信も有料 なので注意してください。

各種ML用アドレスを別に用意しているのは、全て転送にしておく事で、各MLごとにバラバラな アドレス変更手続きを意識しないですむからです。 こうしておけば、出張や旅行で外出先ではしばらく読みたくないML等は、pop2へ 振り分けることで、簡単に読まずにすませられます。 転送アドレスは、たくさん無料サービスがありますが、 企画屋なんかは、 日本語ですし、結構安定しているようです。

サイトチェックというのは、ニュースサイト等、主にテキスト主体のページの更新を定期的に チェックして、更新があったら該当ページの文字情報だけを自分宛てにメールするシステムです。 メールにすると何がいいかというと、ニュースのタイトルがヘッダになって読みやすいし、 接続を切ってからゆっくり読めるので、無駄がない、そして、分類や検索なんかは メーラの機能が利用できて便利というのがあります。 ついでにこのメールにはURLを埋め込んであるので、クリッカブルURL対応のメーラなら、 写真が見たくなったら、該当のメールからURLをクリックすれば、すぐにそのページを確認 できるというわけです。 このようなインターネット上で常時動作するスクリプトを利用するにはシェルアカウントの あるホスティングサービスを利用する必要があります。私の場合は、安くて制限の少ない さくらインターネットを使っています。 ここは、 月500円からシェルアカウント付き のサーバスペースが借りられます。 これらのニュースは外出先で読む必要はあまりないので、通常はpop2へ転送しています。 私の場合、サイトチェック多い時100通くらいになるなので、必要なら出先でてもWindows マシンで受けます。

[Mail Transport Diagram]


Text by Kazuma Aizawa
- freestyle ski combined player
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